2019年02月17日

乳幼児期の摂食・嚥下機能の発達と歯科医療(名古屋)に院長が参加

2月17日(日)に名古屋市中区丸の内の愛知県歯科医師会館 5階 508・509で行われた

乳幼児期の摂食・嚥下機能の発達と歯科医療
  講師:向井 美惠 先生(昭和大学名誉教授・朝日大学客員教授)

に院長が参加してきました。

今 歯科界でその重要性が認識されている授乳から離乳食の問題。
この分野の重鎮である向井先生をお招きしての講演会とあり、手狭な会場はほぼ満席。
聴衆も、この分野を始め各方面で講演される機会の多い歯科医師・歯科衛生士、などが集結したことからも、この分野の問題がまだまだ解明されていないことがわかります。

向井先生のお話は、論文的根拠に基づく信頼性の高いお話しであるとともに、実際に摂食嚥下の分野に携わってこられた経験も感じられる、極めて意義深い内容でした。

特に印象に残ったのは、厚生労働省の指針に記載されている月齢・年齢があくまで目安であり、それにこだわる必要がない、ということ。

会場からの質問では、この分野の指導に携わっている現場の医療従事者の苦悩が感じられました。
私自身も疑問に思っていたことを直接伺うことが出来、大変有意義な一日となりました。

会場となった愛知県歯科医師会館
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会場内の電光掲示
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お昼休み中の会場内
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講師の向井先生。熱く語るそのお姿は、72歳には見えません。
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posted by 院長 at 18:00| 院長の研修

2019年02月10日

第一回口育セミナー(東京)に院長が参加

2月10日(日)に東京都千代田区神田の秋葉原UDX THATER にて行われた

第一回 口育セミナー
 〜 口腔機能発達不全症対応 〜


に院長が参加してきました。

【主な内容】

第1講座
 口育、乳児期からの機能管理からみる歯科

   講師:安部秀弘 先生(一般社団法人 口育協会理事長)


 むし歯を持つものは、厚生労働省の歯科疾患実態調査の結果により激減していることがわかっており、近い将来むし歯で悩む人はほとんどいなくなると予想されます。
 一方、顎の発育の悪い子どもたちは激増傾向にあり、歯並びだけでだけでなく呼吸に問題を抱える国民が増えることがほぼ確実。

 安部先生は、子どもたちの口の機能の劣化に対応するため、2015年に幼稚園を併設し、ただ単に保育をするのではなく、保育をしながら健全な口腔を育成することを始められました。
その結果、いわゆる「おくちポカン」だった子どもがしっかり口を閉じ、鼻で呼吸できるようになるケースが珍しくなくなったそうです。

 また、日本では要介護認定者が2000年の3倍に激増。
 一方、スウェーデンには要介護施設がほとんどなく、介護が必要にならないように社会復帰するシステムができあがっています。

日本でこのまま要介護者が増えると、財政的にも社会的にも破綻するのは目に見えています。

 歯科に於いて子どもや老人の口腔機能を改善することにより、強力な健康増進の主役になると考えられる、と安部先生は結論づけました。


第2講座
  乳児期からの口腔機能の発達について

  講師:田村康夫先生(朝日大学副学長・小児歯科学教授保育園を)
  第1部 吸啜の特徴と、吸啜から咀嚼への移行
  第2部 低年齢児における咀嚼機能の遅れ、口腔習癖へ対応

田村先生の講演は学会等で何度も拝聴済み。
今回も、乳幼児のお口の機能の発達について、わかりやすくご説明戴きました。


第3講座 口腔から全身への発達を考える
   講師:Dr.James Bronson 先生(アメリカ)AEI主催

第4講座 世界における新生児からの呼吸、嚥下、睡眠への取り組み
   講師:Marc Richard Moeller 先生(AAMS(応用機能学会)主催)

アメリカにおけるMFT(筋機能訓練)の現在について、口腔の機能が呼吸に極めて重要な問題をおこすことと、その恐ろしさについてわかりやすくお話し戴きました。


【総括】

近年、小児歯科分野では、口腔機能(口が閉じられず口呼吸、舌が下に落ちる低位舌、異常な飲み込み)・歯並びかみ合わせの異常・呼吸の問題が関連付けて頻繁に論議されています。

三重県は、この分野で極めて遅れており、当院では今後この分野の情報発信に努めるべく、準備を重ねています。

会場のある秋葉原UDX
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1階エスカレータ横のセミナー案内掲示
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開会10分前の会場内
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講演直前の講師(午後のお二人)
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上の両講師のタイトルスライド
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この日の富士山は、半分以上雲の中でした
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posted by 院長 at 23:35| 院長の研修

2019年02月03日

歯科と救急医療(名古屋)に院長が参加

2月3日(日)に名古屋市千種区楠元町の愛知学院大学楠元キャンパス歯学部基礎教育研究棟1階講義室で行われた

歯科と救急医療
− 有事にすぐ使える知識と実践 −

  講師:榊原 吉治 先生(トヨタ記念病院救急科医長)

に院長が参加してきました。

この日は私用のため午前中のみ参加しましたが、私が聴きたかった内容はほぼ午前に集中しており、講義資料は後日ダウンロードできたので、1日参加したのと大差ない収穫がありました。

質問が苦手な私ですが、今回は3度ほど質問させていただき、書籍等には書いていない具体的な手技等について、お聴きすることが出来ました。

【午前の内容】
 ・歯科で起こり得る救急疾患、その予防と対策
 ・歯科処置中に患者がショック症状を呈したときの適切な対応
 ・歯科医から救急科に紹介された実例
 ・意識消失の診断、治療

会場の愛知学院大学楠元学舎
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セミナー案内掲示
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開講直前の会場内
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講師の榊原先生
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posted by 院長 at 14:00| 院長の研修

2019年01月27日

乳幼児の「食」と「口腔機能」を考える勉強会(東京)に院長が参加

1月27日(日)に東京都千代田区神田の鞄本歯科新聞社 3階セミナールームで行われた

乳幼児の「食」と「口腔機能」を考える勉強会in東京
 〜「噛む力」につなげる、歯科からの食育アプローチ 〜

  講師:小林弘美 氏(栄養士)

に院長が参加してきました。

近年、子どもたちの様々な機能が劣化してきている原因の1つとして、授乳や離乳食の問題が指摘されています。

離乳食は、開始のタイミングや手順・与え方が極めて重要にもかかわらず、どうすれば健やかに育てられるか、本当のところはまだ分かっていません。

国が定めた基準通り離乳を進めても、お口の機能は良くならない場合が多く、小児歯科にまじめに携わる歯科医師の間で、現在論議が交わされています。

今回も、この分野に詳しい参加者が多く、正解を求めて情報収集をしているのは、私と同じのようでした。

さくら歯科では、今後この分野について管理栄養士や助産師たちが情報発信をしていく予定です。

会場の日本歯科新聞社外観
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案内掲示
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講師・司会者
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会場内(主催者撮影)
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実体験中の参加者(主催者撮影)
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往路ののぞみ車中から撮影した富士山。この時期としてはかなり雪が少ないそうです。
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帰路の富士山 山頂付近は、さらに雪が減っていました。
地元の方によると、春の富士山の雪の量だそうです。
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posted by 院長 at 15:00| 院長の研修

2019年01月26日

第4回実践臨床小児睡眠医学セミナー(兵庫)に院長が参加

1月26日(土)に神戸市西区曙町のリハビリテーションセンター 福祉のまちづくり研究所 総合リハビリテーション管理棟 3階会議室で行われた

第4回実践臨床小児睡眠医学セミナー

に院長が参加してきました

このセミナーは元々小児科医対象のものですが、今回歯科の発表者がいたことから、その先生と交流のある歯科医師も10人前後集結。
小児の睡眠に大きな影響を及ぼす上下のあごの成長と舌の機能は、歯科医師でなくては改善できないことから、この分野に於いて歯科と医科の連携が重要になります。

したがって、我々歯科医師も睡眠のことをある程度理解しておく必要があることから、今回2日間の日程のうち、元々予定の入っていなかった初日のみ参加しました。

聴講した講演は、以下の通り。

●現代人の概日時計と健康障害
 演者:明石 真 先生(山口大学 時間学研究所 時間生物学研究室教授)

●胎児期の体内リズム形成
 諸隈(もろくま)誠一 先生(九州大学大学院医学研究院 保健学部門 教授)
  周産期医学専門

●胎児期に始まる体内時計形成と心身の発達
 三池 輝久 先生(熊本大学 名誉教授)

●睡眠と小児の成長
菊池 清 先生(子どもの睡眠と発達医療センター センター長)

●歯科から見た子ども達の睡眠
 演者:吉田美香・北村義久先生(さわやか歯科)

●乳幼児期・児童期の生体リズムの形成と睡眠教育
 演者:神川 康子 先生(富山大学 理事・副学長)

日本人は世界一睡眠時間が短いことが知られていますが、近年子どもたちも睡眠が足りないことを知りました。

会場外観
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会場入り口
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会場内
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演者の先生方
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posted by 院長 at 18:00| 院長の研修