3Dタイポドントコース
講師:各務 肇 先生
を院長が再受講してきました。
近年安価を売り物にした、床矯正を行う子どもたちが増えてきました。
しかし、残念ながら床矯正には大きな欠点があります。
まず、長く経過を見ていれば、ほとんどに「後戻り現象」(再び歯ならび・かみ合わせが崩れていく現象)を起こしてしまうことに気付きます。
また、床矯正には前歯の見た目より健康に影響を及ぼす、「奥歯のかみ合わせ」が悪くなる重大な欠点を有します。
一方、従来から行われてきた、抜歯して歯が並ぶスペースを作る「ブラケット矯正」は、人間の呼吸や嚥下に大きな影響を与える「ベロの部屋」を狭くしてしまい、加齢と共に様々な症状に悩まされたり、寿命にまで影響することが危惧されています。
今回のセミナーは、抜歯せずにベロの部屋を確保しながら歯を並べる、主に成長期に行う矯正治療に関するもの。
当院は既に子どもたちを健康に道服矯正治療を確立していますが、全てのケースに対応出来るわけではありません。
より幅広い年齢を対象にするため、今回復習受講した方法も既に取り入れています。
ただ、講師の各務先生のテクニックは奥が深く、1回や2回学んだところで多種多様なケースに対応出来るようにはなりません。
今回も再受講でしたが、今後も定期的に再受講をしながら、より確度の高い矯正治療を目指します。
会場のある御茶ノ水杏雲ビル
初日と二日目はあいにくの雨模様でしたが、3日目は晴れました


セミナーの案内

開講前の会場内の様子

往路の新幹線のぞみ内から撮影した富士山
